いよいよ箱根駅伝2022(第98回東京箱根間往復大学駅伝競走)が迫ってきました。
本戦は2022年1月2,3日。
待ち遠しい箱根駅伝2022について、知りたい情報をまとめています。
情報が分かり次第追加していく予定です。
箱根駅伝2022 エントリーメンバー発表はいつ? 区間エントリーは?
箱根駅伝2022のエントリー発表は2021年12月10日
です。
ここでは16名以内のエントリーメンバーが発表されます。
だれがメンバー入りするのか、しないのか? 部員の多いチームはここでも競争が熾烈。
区間エントリー発表まで、各校の作戦を予想する期間ですね。
そして12月30日の区間エントリー発表!
当日変更は6時50分まで!
\区間エントリーメンバーはこちらから/
箱根駅伝2022 区間エントリーと当日変更
エントリーメンバーの中から2021年12月29日に区間エントリーが発表
され、各区間を誰が走るのかがわかります。
箱根駅伝往路、復路とも当日変更することができます。
区間エントリーされている選手と補欠選手の交代のみ。
二日間で6人、一日につき最大4人の交代ができます。
これによって主力、重要区間の選手は補欠としておけば、どの区間を走るのかわからなくなるので各校の作戦の読み合いがあるのです。
当日の朝、6時50分に変更が締め切られその後、どの区間を走るのか最終メンバーが発表されます。
主に往路の変更が注目されます。
前回の青山学院大学のようにシード圏外だった往路12位から4位まで追い上げることもありますが、往路での時間差はとても重要になるからです。
とはいえ、10区逆転もあるので最後までわからないのが駅伝です。
なぜ当日変更があるの?
箱根駅伝はひとりで20kmを走る長距離の駅伝です。
体調が悪ければ長距離を走ることはできないので、万全のコンディションの選手をという考えからだと思っています。
たすきがつながってこその駅伝、決して作戦だけの変更だけではないでしょう。
もし作戦だけで交代要員を使ってしまったら、本当に何か合ったときの当日変更ができなくなってしまいます。
寒い次期ですし、区間エントリー後に風邪や怪我などもないとは言えません。
(長距離選手は、免疫機能の関係で風邪をひきやすいという話も聞きます。)
変更される選手がかわいそうという意見もありますが、様々な理由からできた変更ルールだと思います。
都度、改変されているので選手に負担のないよりよいルールへと変化していると考えています。
箱根駅伝2022 日程は?
3日 復路 午前8時芦ノ湖スタート〜東京大手町(109.6km)
往路、復路各5区間、計10区間(217.1km)
昨年に引き続き、沿道での応援は自粛ということで、おうちで観戦しましょう。(駅伝はテレビで見るのがいちばんよく見れます。現地での臨場感は、しばらく我慢です)
箱根駅伝2022 テレビ放送、ネット中継、ラジオ放送など
【✨第98回 #箱根駅伝 まであと25日!🏃♂️】
2022年1月2日(日)3日(月)あさ7時から#日本テレビ ほかで生中継‼️⋰
あなたの『思い出の箱根駅伝』を教えてください🌈
もう一度見たいシーンやエピソードなど#思い出の箱根駅伝 をつけてツイート📲
⋱👉Instagramでも募集中📩https://t.co/qplbcmiIcf
— 箱根駅伝番組公式 (@hakone_ntv) December 8, 2021
日本テレビ往路 2022年1月2日(日)7:00~14:05復路 2022年1月3日(月)7:00~14:18
ゲスト解説
【往路】
大迫傑(早稲田大学OB)
鈴木健吾(神奈川大学OB)
【復路】
小林歩(駒澤大学OB)
吉田圭太(青山学院大学OB)
往路は大迫傑さんと鈴木健吾選手という、日本マラソン界1位2位がそろうなんて素晴らしい。
箱根から世界へ!というスローガンにぴったりです。
復路は、卒業して実業団チームのルーキーとして活躍しているお二人。
優勝候補の駒沢大学と青山学院大学からそれぞれゲストに揃います。
毎年、公式サイトでネット中継をしています。
ラジオ ラジオは radiko でどこからでも聞くことができます。
往路 2022年1月2日(日)7:30〜
解説 只隈伸也(大東文化大学 陸上競技部前総監督、同大教授)
ゲスト 土方英和(国学院大学OB、Honda陸上競技部)
復路 2022年1月3日(月)7:30〜
解説 花田勝彦(GMOインターネットグループ監督)
ゲスト 神林勇太(青山学院大学OB、陸上競技部前キャプテン)
文化放送新春スポーツスペシャル
第 98 回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継
2022年1月2日(日)3日(月) 7時30分~14時30分
その他、当日までに見られる関連番組の詳細はこちらから
箱根駅伝2022 コース紹介 区間記録と区間記録保持者は?
1区 21.3km 大手町〜鶴見中継所
スタートダッシュが大切!(笑)
ペースの上下や、競り合いにも強くラストスパートもできる、エース級のランナー区間。
淡々と街中を走り続け、六郷橋でのスパートが例年のパターンです。
2区 23.1km 鶴見中継所〜戸塚中継所
エース区間!
権太坂、ラストの上り下りなどエースでなくてはならない要素がたくさんあります。
体力、精神力、スピード、駆け引きなどここで前に出たら士気が上がるので、チームの勢いも背負う区間。
https://marathondays.com/aizawa-akira-3744
3区 21.4km 戸塚中継所〜平塚中継所
緩やかな下りの街から富士山、相模湾と開けたコースへ。
海風が強く吹くこともあり、景色を見る余裕がなんてなさそうです。
4区 20.9km 平塚中継所〜小田原中継所
5区までの繋ぎ区間と言われていましたが、昨今では繋ぎ区間はないと思います。
差が付き始め、一人で前を追うなどという状況もあるので、かなり重要な区間。
5区 20.8km 小田原中継所〜芦ノ湖
各校、ここを誰が走るのか? が往路の勝利の分かれ目となるといっても過言ではない!
坂を登るために何ヶ月もかけて、そのような足を作っていくとか。
最高点まで登った後には下りがあり最後のここがきついといいますね。
6区 20.8km 芦ノ湖〜小田原中継所
5区と逆コースなので登った後はほぼ下り。いっきに下りっぱなしです。
カーブも坂も急で、スピードがでるため足への負担が大きい。
厚底前は、足の裏の皮がずるむけだったとか。
7区 21.3km 小田原中継所〜平塚中継所
山から降りてきて寒いところからだんだん気温が上がってくるというコース。
一見走りやすそうに見えますが、細かいアップダウンなどもあり体調の変化が起こりやすいように思います。
8区 21.4km 平塚中継所〜戸塚中継所
追い風とアップダウンのコース。
追い風が絶対にいいものではないらしく、追い風も強すぎると体力を奪うとか。
苦しいコースなので粘りの走りができる選手が走ります。
9区 23.1km 戸塚中継所〜鶴見中継所
ここを走るのは上級生が多い印象。
独走するのも精神的にプレッシャー、追うのもあと1区というプレッシャー。
そしてここまでくると繰り上げスタートの不安も。
ある意味ここもエース区間ですね。
10区 23.0km 鶴見中継所〜大手町
ゴールに近づくに従って従来なら歓声が大きくなる。
走り終わると左耳がキーンとしているというくらい、応援がすごいそうです。
気温、アンカー、緊張などでペースを乱す選手も。
順位によってゴールを目指すランナーの気持ちがもっとも影響しそうな区間です。
箱根駅伝2022 出場校
2021年シード校
駒澤大学 56回連続56回目 前回優勝・過去優勝7回
創価大学 3年連続5回目 最高2位(前回2021年)
東洋大学 20年連続80回目 優勝4回
青山学院大学 14年連続27回目 優勝5回
東海大学 9年連続49回目 優勝1回
早稲田大学 46年連続91回目 優勝13回
順天堂大学 11年連続63回目 優勝11回
帝京大学 15年連続23回目 最高: 4位
國學院大學 6年連続15回目 最高: 3位
東京国際大学 5年連続6回目 最高: 5位
予選会突破校
明治大学 4年連続63回目 優勝7回
中央大学 5年連続95回目 優勝14回
日本体育大学 74年連続74回目 優勝10回
山梨学院大学 2年連続35回目 優勝3回
神奈川大学 12年連続54回目 優勝2回
法政大学 7年連続82回目 最高3位
中央学院大学 2年ぶり22回目 最高3位
駿河台大学 初出場
専修大学 2年連続70回目 優勝1回
国士舘大学 6年連続50回目 最高3位
オープン参加 関東学生連合
\予選会についてはこちらから/
★関東学連選抜チームについてはこちらから★
箱根駅伝2022 初出場の駿河台大学
箱根駅伝2022の初出場は一校、駿河台大学です。
駿河台大学の監督は、箱根駅伝を走った法政大学のランナー、徳本一善さんです。
徳本一善さんといえば、箱根駅伝で初の茶髪、サングラスのランナーとしてご存じの方も多いのではないでしょうか。
おかしな(←ほめてる)サングラスで登場したインタビューも言葉巧みでいつも楽しみでした。
(サングラスはスポンサーさんが面白がって特徴のあるものをかけさせていたとか)
現在は監督らしい眼鏡とジャージ姿を拝見することが多いですが、頭の中はきっと楽しいことを考えているに違いないと思っています。
「現時点では20番と思っています。でも、優勝を狙ってます。そう、書いてもらっても、結構です」
こう語る、徳本監督率いる駿河台大学に注目して箱根駅伝中継をみましょう。
\徳本一善監督についてはこちらから/
以下は、昨年書いた記事ですが、よろしかったらどうぞ。
⇒箱根駅伝予選会 2021 駿河台大学 昨年は12位、今年こそ箱根駅伝本戦へ
⇒今井隆生 駿河台大学 元中学教師はトライアスロンから箱根駅伝を目指すラストイヤー!
箱根駅伝2022出場大学のユニホームにつけられたスポンサー名は?
スポーツ選手がユニフォームにスポンサー名を付けているのは見たことがありますよね。
箱根駅伝でも2021年からスポンサー名を付けることができるようになりました。
スポンサーといっても大学によっていろいろな意味がありそうです。
例えば青山学院大学は妙高市、順天堂大学は印西市などお世話になった場所をアピールするためのもの。
ではその他の大学のスポンサーは?
2022年のスポンサー、詳しくはこちらからどうぞ
箱根駅伝2022 4年連続出場する選手の中に・・・
箱根駅伝はそれぞれの区間に特徴があり、よく知られているのは5区山登り。
急坂を得意とする選手が走ります。
それと同じように、平地の淡々としたところを集団で走る1区、単独走になりそうな復路後半など、その区間にあう選手が走ると言われています。
ですが、箱根駅伝2022で4年生の選手の中に、4年連続箱根駅伝出場しそう、それも全学年違う区間を走るかもしれない選手がいます。
こういう人こそ、ロード適正のある駅伝スペシャリストかも???
残念ながらエントリーから漏れてしまった選手もいて残念ですが、記事にしていたのでこちらからどうぞ。
4年連続出場する選手はこちらからもどうぞ
箱根駅伝2022 往路・復路順位
第98回 箱根駅伝 往路順位
1 青山学院大学 5時間22分06秒
2 帝京大学 5時間24分43秒
3 駒沢大学 5時間25分34秒
4 国学院大学 5時間25分49秒
5 順天堂大学 5時間26分10秒
6 中央大学 5時間26分25秒
7 東京国際大学 5時間26分55秒
8 創価大学 5時間27分44秒
9 東洋大学 5時間28分34秒
10 東海大学 5時間29分14秒
11 早稲田大学 5時間29分15秒
12 神奈川大学 5時間29分26秒
13 法政大学 5時間29分36秒
14 国士舘大学 5時間29分49秒
※関東学生連合 5時間30分15秒
15 山梨学院大学 5時間31分42秒
16 日本体育大学 5時間32分07秒
17 明治大学 5時間32分20秒
18 中央学院大学 5時間36分04秒
19 専修大学 5時間38分46秒
20 駿河台大学 5時間41分11秒
第98回 箱根駅伝 復路順位
1 青山学院大学 5時間21分36秒
2 東洋大学 5時間26分25秒
3 明治大学 5時間28分08秒
4 東京国際大学 5時間28分19秒
5 順天堂大学 5時間28分23秒
6 創価大学 5時間28分46秒
7 法政大学 5時間29分10秒
※関東学生連合 5時間30分10秒
8 中央大学 5時間29分19秒
9 駒沢大学 5時間29分23秒
10 東海大学 5時間30分24秒
11 神奈川大学 5時間30分34秒
12 早稲田大学 5時間30分48秒
13 国学院大学 5時間31分21秒
14 中央学院大学 5時間31分29秒
15 駿河台大学 5時間32分31秒
16 国士舘大学 5時間33分17秒
17 帝京大学 5時間33分23秒
18 専修大学 5時間36分23秒
19 日本体育大学 5時間39分04秒
20 山梨学院大学 5時間39分39秒
箱根駅伝2022 総合順位
1 青山学院大学 10時間43分42秒(新記録)
2 順天堂大学 10時間54分33秒
3 駒沢大学 10時間54分57秒
4 東洋大学 10時間54分59秒
5 東京国際大学 10時間55分14秒
6 中央大学 10時間55分44秒
7 創価大学 10時間56分30秒
8 国学院大学 10時間57分10秒
9 帝京大学 10時間58分06秒
10 法政大学 10時間58分46秒
11 東海大学 10時間59分38秒
12 神奈川大学 11時間00分00秒
13 早稲田大学 11時間00分03秒
※関東学生連合 11時間00分25秒
14 明治大学 11時間00分28秒
15 国士舘大学 11時間03分06秒
16 中央学院大学 11時間07分33秒
17 日本体育大学 11時間11分11秒
18 山梨学院大学 11時間11分21秒
19 駿河台大学 11時間13分42秒
20 専修大学 11時間15分09秒
箱根駅伝2022 区間賞
1区 吉居大和 2 中央大学 区間新
2区 田澤廉 3 駒澤大学
3区 丹所健 3 東京国際大学
4区 嶋津雄大 4 創価大学
5区 細谷翔馬 4 帝京大学
6区 牧瀬圭斗 4 順天堂大学
7区 岸本大紀 3 青山学院大学
8区 津田将希 4 順天堂大学
9区 中村唯翔 3 青山学院大学 区間新
10区 中倉啓敦 3 青山学院大学 区間新
箱根駅伝2022(第98回)を終えて
天候が穏やかでとてもよいコンディションの二日間でした。
選手の体調で寒さに関する問題はなかったようです。(低血糖などはあったようです)
途中棄権などもなく、選手が走り終えたことも安心しました。
青山学院大学の2位に10分以上の差をつける圧倒的勝利でした。
2位に順天堂大学が6区から追い上げてきたことも、ワクワクするレースでした。
中央大学もシードをとることができました。
復路では東洋大学、明治大学が青山学院大学に続く順位。
明治はもともと10000mではタイムを持っているので、残念というが不思議な結果ですが駅伝とはタイムだけではないということですね。
早稲田大学も東海大学もシード落ちという結果で、箱根駅伝のレベルの高さや競争率の高さに驚きです。
初出場の駿河台大学は、繰り上げなく最後までたすきをつなぐことができました。
来年以降も楽しみです。
そして新しい一年がまた始まりました。
皆さんに良い一年でありますように。