競歩 東京オリンピックの放送は?選手とみどころを紹介!鈴木雄介は辞退し勝木隼人が代表入り。20km、50kmともメダルは射程圏内か?!

東京オリンピックの競歩代表が内定されています。
競歩は「世界レベルの争いが日本国内でも行われている」といわれるほどレベルの高い選手が日本に揃っているのです。

熾烈な争いを勝ち抜いたのは誰でしょうか。
オリンピックでのメダルはとれるのでしょうか。
放送日程は最後にお知らせしています。

山内利和 20km競歩 東京オリンピック代表

山内利和(やまうちとしかず)選手は京都大学出身の競歩選手です。

現在は愛知製鋼に所属していますが、京大出身というだけで注目されてしまいますね。

現役京大合格の頭脳と努力により、日本代表の座を得ました。

代表決定は、派遣設定記録突破(1:17:15)・ドーハ2019世界選手権金メダルより。

 

山西利和選手について詳しくははこちらから

池田向希 20km競歩 東京オリンピック代表

池田向希 1:17:25(東洋大学当時)派遣設定記録突破・第44回全日本競歩能美大会優勝でオリンピック内定

池田向希(いけだこうき)
1998年5月3日生まれ
身長: 168 cm
体重: 52 kg
静岡県浜松市出身の競歩選手
東洋大学→旭化成

 

みちょぱこと池田 美優さんの「はとこ」ということでも話題になっていますね。

2019年10月のドーハ世界選手権の20km競歩日本代表として出場していた、池田向希選手。

高温多湿の中の過酷なレースで日本人2位(1位は山内利和選手)でしたが、オリンピックには届かずでした。

その後、第44回全日本競歩能美大会優勝でオリンピック内定を獲得。

東洋大学で培った1秒をけずりだす歩きで東京オリンピック入賞をメダルを目指します!

 

高橋英輝 20km競歩 東京オリンピック代表

 

高橋 英輝 1:18:00 国内選考競技会上位入賞で東京オリンピック内定

高橋英輝(たかはしえいき)
1992年11月19日生まれ
身長: 175cm
体重: 56kg
岩手県花巻市出身の競歩選手
岩手大学→富士通

 

大学時代に出場した日本選手権で優勝。当時の日本記録を更新する好記録(1時間18分3秒)

その後富士通に入社し、リオオリンピック競歩20kmに出場し42位となりました。

2015~19年日本選手権で5連覇を果たした実力派なので安定感が半端ないですね。

今回の東京オリンピックでは、上位入賞、メダルを目指します!

20km競歩 東京オリンピック補欠選手

古賀友太 明治大学 20km競歩 東京オリンピック補欠選手

1:18:42 国内選考競技会上位入賞

藤澤 勇 ALSOK 20km競歩 東京オリンピック補欠選手

1:17:52 国内選考競技会上位入賞

 

鈴木雄介【出場辞退】東京オリンピック 男子50km競歩

 

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内定していた鈴木雄介選手が出場辞退しました。

2019年のドーハ世界陸上競技選手権大会に出場した後の体力回復、コンディション調整がうまく行かずオリンピックには間に合わないと判断されたようです。

以下のようなコメントを出しています

■本人コメント
この度、東京2020オリンピック陸上競技50km競歩代表を辞退する決断をいたしました。
前回のオリンピック出場が叶わなかった時から、東京2020オリンピックには必ず出場し、金メダルを獲得することを強く望んで練習に取り組んできました。しかし、自分が望む結果を得るための状態まで仕上げていくことは困難と判断し、今般の決断に至りました。

 

ドーハの暑さ、二年もあとを引くダメージがあるとは。

暑さをバカにしてはいけないと思うと今年のオリンピックは大丈夫なんだろうかと心配になります。

次の試合ができるようゆっくり回復に努めてほしいと思います。

(鈴木 雄介 3:39:07 派遣設定記録突破・ドーハ2019世界選手権金メダル 代表辞退)

 

川野将虎 50km競歩 東京オリンピック代表

川野将虎 3:36:45(東洋大学当時)派遣設定記録突破・第58回全日本50km競歩高畠大会優勝

川野 将虎(かわのまさとら)
1998年10月23日生まれ
身長: 177cm
体重: 60kg
宮崎県日向市生まれ、静岡県小山町育ち
東洋大学→旭化成

 

川野将虎選手が東京オリンピック代表を決めた、第58回全日本50km競歩高畠大会優勝の記録は日本新記録です。

20km競歩代表の池田向希選手とは、高校時代からのライバルでした。

偶然おなじ東洋大学に進んだそうで、大学ではお互いに切磋琢磨する存在だったそうです。

川野将虎選手がどんな選手なのか、監督とコーチが語っています。

東洋大の酒井俊幸監督は「大胆かつ、人を引きつけられるような歩きが出来るのが彼の強み」。
妻で競歩指導にあたる瑞穂コーチも「(強みは)諦めない精神力だと思う。
(練習での)疲労がたまった状態でのレースで、後半はじわじわ体に疲れが出ていたけど、心では最後までレースを捨てていなかった」とたたえた。

旭化成に進んでからも池田向希選手が練習パートナー。

活躍が楽しみです。

 

丸尾知司 50km競歩 東京オリンピック代表

丸尾知司 3:37:39 第105回日本陸上選手権大会50km競歩優勝で東京オリンピック内定

丸尾知司(まるおさとし)
1991年11月28日生まれ
身長: 175cm
体重: 60kg
京都府出身
びわこ成蹊スポーツ大学→愛知製鋼

 

石川県輪島市の日本陸連公認コースで行われた日本選手権で初優勝した丸尾知司選手が、初の五輪代表に決まりました。

29歳での初代表は遅咲きと言われています。

怪我が多かったと聞きますが、それでも競歩を続けてきたというのに恩師の「枯れても腐るな」という言葉があったからだそうです。

ぜひメダルを狙ってほしいですね。

 

勝木隼人 50km競歩 東京オリンピック代表

勝木隼人選手が鈴木雄介選手の代わりに出場となります。

 

勝木隼人 3:42:34 国内選考競技会上位入賞で補欠に決定後、繰り上げ内定

勝木隼人(かつきはやと)
1990年11月28日生まれ
身長: 168cm
体重: 63kg
福岡県大野城市出身
東海大学→自衛隊体育学校

自身のツイッターが「やる気元気勝木」というネームをつけています。

大学からはじめた競歩は10000mなどをメインにしていましたが、自衛隊学校に入校してから距離を伸ばして50km競歩に転向しました。

暑さにも強く自分のペースを崩さずに歩き続けることができる選手です。

札幌開催となりましたが、晴れたら間違いなく暑いので強みを発揮できるでしょうか。

最後の最後まで追い上げる力があるので、粘りの試合が楽しみです。

 

50km競歩 東京オリンピック補欠選手

小林 快 新潟アルビレックスRC 50km競歩 東京オリンピック補欠選手

3:41:19 国内選考競技会上位入賞で内定


 

岡田久美子 女子20km競歩 東京オリンピック代表

岡田久美子 派遣設定記録突破・第103回日本陸上競技選手権大会20km競歩優勝で内定

岡田久美子(おかだくみこ)
1991年10月17日生まれ
身長: 158cm
体重: 47kg
埼玉県出身
熊谷女子高→立教大学 →ビッグカメラ

「暑くなればなるほど、入賞やメダルのチャンスは増えてくると思う。暑くなって欲しいです(笑い)」

というコメントをするくらい、暑さに強いようなので期待大ですね。
札幌会場でもやはり30度は超えると思われるので、ぜひ天候も味方につけてほしいです。

藤井菜々子 女子20km競歩 東京オリンピック代表

藤井菜々子 派遣設定記録突破・第44回全日本競歩能美大会優勝で代表内定

藤井菜々子(ふじいななこ)
1999年5月7日生まれ
身長: 159cm
体重: 44kg
福岡県那珂川市
北九州市立高 →エディオン

 

ほとんどの競歩選手が他の陸上競技から転向しているのですが、藤井菜々子選手も中長距離からの競技変更で成功しました。

本当はやりたくなかったと言います。

2021年の日本選手権では7連覇を狙った岡田久美子選手に勝ち優勝しました。

競歩をはじめて4年、まだまだ伸び盛りの藤井菜々子選手のオリンピックに期待します!

 

河添香織 女子20km競歩 東京オリンピック代表

世界ランキングよりオリンピック代表内定

河添香織(かわぞえかおり)
1995年09月30日生まれ

京都府
立命館宇治高→立命館大学 →自衛隊体育学校
リハビリではじめた競歩の才能が芽生え、大学時代はトップ選手となりました。
最後の出場枠に決まった川添香織選手もメダル争いに絡んでほしいと思います。

東京オリンピック競歩 放送予定

男子選手、女子選手ともメダルを狙える選手が揃いました。

競歩50km男子は、8月6日 5:30〜テレビ朝日系
競歩20km男子は、8月5日16:30〜NHKBS4K(この時間で気温大丈夫なんでしょうか)
ネットではこちらから
競歩20km女子は、8月6日16:20〜NHKBS1

ロード競技ですが無観客開催なので、テレビで応援しましょう!

メダル争いが楽しみです。

 

 

 

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