MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナリストの橋本崚選手。
青山学院大学卒業後、力をつけてきた選手です。マラソンを重ね自己新記録を更新し表舞台へと登場してきました。
東京オリンピック代表候補選手(補欠)にも決まり今後の活躍が期待されます。
橋本崚 はGMOアスリーツ所属、青学出身!結婚はしているの?
橋本崚(はしもとりょう)選手は大分県由布市出身の1993年9月26日生まれ。
現在はGMOアスリーツ所属の長距離走選手です。
大学は青山学院大学国際政治経済学部、陸上競技部に所属していました。
Twitter@ryo_1328
彼女がいるか、結婚されているのかなど気になる方も多いようですが、今の時点で情報はありませんでした。
今のところは競技中心の生活なのでしょう。
所属のGMOアスリーツとは?
GMOアスリーツは、GMOインターネットの陸上部として創部されました。
(GMOアスリーツのホームページ、かっこいいので見てください▶︎GMOアスリーツ)
2020年元旦のニューイヤー駅伝に初参戦、初優勝を目指しましたが結果は5位でした。残念ながら調子が上がらなかった橋本崚選手はエントリーされませんでした。
ニューイヤー駅伝初出場5位とは出来過ぎだと思いますが、優勝を狙える実力を持った選手が揃っているチームで橋本選手は切磋琢磨し、東京オリンピック代表候補選手(補欠2番手)となったのです。
【大会結果】
9/15(日)/マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)
橋本 崚 2時間12分07秒 5位橋本選手へ最高の応援ありがとうございました!
※東京オリンピック 日本代表に内定した、中村選手・服部選手おめでとうございます!#GMOアスリーツ #橋本崚 #マラソン #MGC pic.twitter.com/MPZBAkDl62
— GMOインターネットグループ(GMOアスリーツ) (@AthletesGmo) September 16, 2019
GMOアスリーツのチームアドバイザーは青山学院大学陸上競技部監督、原晋氏が就いています。橋本選手も青学出身なので、原監督がアドバイザーと言うことで心強いでしょう。他にも青学出身者(箱根駅伝優勝経験者)が複数所属しています。
大学時代と同じく青トレも毎日しているんだろうと想像しています。
(青トレは青学で行われている基礎トレーニングの名称)
橋本崚選手は青学時代、箱根駅伝山の神、神野大地の補欠だった
有名な話かもしれませんが橋本崚選手は大学4年時、箱根駅伝三代目山の神・神野大地選手の給水係でした。
給水係も大切な役割です。時速20キロに近い早さで走る選手の邪魔にならないよう並走し、水を渡しメッセージを伝え、この先を走るパワーを与えるのです。
そうは言っても自分が本番の試合を走れないのはとても悔しいことでしょう。橋本崚選手が箱根を走れたのは給水の50mほどでした。
駅伝では大学二年時、(2013年)第45回全日本大学駅伝大会で6区好走し区間5位となっています。翌年の第90回箱根駅伝では故障のため残念ながら補欠でした。
4年時、第47回全日本大学駅伝出場、7区を区間3位という好走で活躍しましたが、上記の通り箱根を走ることはできませんでした。
大学での選手生活は順風満帆とは行かなかったですが、この頃の悔しさが現在の粘りの走りに繋がっているのかもしれません。
橋本崚選手のマラソンの成績は? 結果と記録
橋本崚選手のマラソンの印象は、「気がつくといい位置につけている!」と言う感じです。
ものすごく感覚的で申し訳ないですが、本当に終盤になると「やっぱりいた!」となるのです。
テレビ中継等ではラストはトップ選手にフォーカスするのでいい場面を映されていないことも多いのですが、粘り強い走りをしてきたことが順位やタイムに現れていて、頑張ったんだなぁと感動します。
MGCでも中村匠吾選手や服部勇間馬選手の前に出てスパートか?という場面もありました。
長距離種目の見どころは、出だしや中盤がイマイチでも、最後までわからないことです。
マラソン成績
年月日 | 大会名 | 順位 | 記録 |
2016年2月28日 | 東京マラソン2016 | 23位 | 2時間14分38秒 |
2016年12月5日 | 防府読売マラソン | 優勝 | 2時間11分20秒 (当時自己記録) |
2017年2月26日 | 東京マラソン2017 | 20位 | 2時間13分29秒 |
2017年7月2日 | ゴールドコーストマラソン | 4位 | 2時間10分17秒 (当時自己記録) |
2018年12月2日 | 福岡国際マラソン | 9位 | 2時間11分40秒 |
2019年2月3日 | 別府大分毎日マラソン | 5位 | 2時間09分29秒 (自己記録・MGC出場決定) |
2019年9月15日 | マラソングランドチャンピオンシップ | 5位 | 2時間12分07秒 (東京オリンピック2020代表選考レース) |
自己新記録を着々と更新しているのがわかりますね。
防府読売マラソン 優勝 橋本崚選手(GMOアスリーツ) 2時間11分20秒 pic.twitter.com/nkAjGmLMLk
— M.Kawaguchi (@rikujolove) December 18, 2016
マラソンでの優勝は青山学院大学出身選手、初の快挙です。(2016防府読売マラソン)
またマラソン以外でもハーフマラソンでは2020年2月2日丸亀国際ハーフマラソン1時間01分56秒(31位)という自己記録を出しています。まだまだ伸び代があり期待をせずにいられません。
橋本崚選手も!上位8選手が履いていた!ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%
ピンクのナイキと話題になった「ナイキズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」。通称「厚底シューズ」と言われましたが、すごく簡単に言ってしまえば、カーボン素材で推進力を増し、厚みで衝撃を吸収するものです。
MGCの上位10人中8人がナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%を履いていて橋本崚選手も同じくでした。普段の練習は確かアディダスのシューズだったと思います。
ほとんどの選手は練習用のシューズとレース用のシューズを分けていて、いざという時のシューズがこの「ナイキズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」なのです。厚底シューズは、履ける距離が短く300km程度で寿命となるようです。
現在はαフライという新しいシリーズが出ていますが、さらに改良されているのは言うまでもありません。
シューズのことはまた他で詳しく書く予定です。
最後に……
橋本崚選手は、走る姿にひたむきさが現れていてとても惹かれる選手です。
控えを長く経験したこともきっとこれからの選手生活やレースに生かされていくでしょう。
今後も怪我などに気をつけて頑張ってほしいと思います。
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