上野裕一郎立教大学監督の5000m決勝！第107回日本選手権5000m、中継を見られなかった人はYouTubeで

第107回日本選手権がスタートしています。
一日目、2023年6月1日の男子5000m決勝で上野裕一郎選手（監督）に注目していたので、このレースについて書いています。
動画もリンクしていますので、見逃した方やもう一度見たい方はこちらから。

上野裕一郎　第107回日本選手権5000m決勝
上野裕一郎　5000m決勝エントリーメンバー
上野裕一郎　5000m決勝のレース展開
上野裕一郎　5000m決勝動画とスタート前
上野裕一郎立教大学監督の5000m決勝！第107回日本選手権5000m、中継を見られなかった人はYouTubeでのまとめとおまけ
第107回日本選手権5000m　結果

上野裕一郎　第107回日本選手権5000m決勝

上野裕一郎選手は、ご存知のとおり立教大学陸上部の監督です。

ですが「日本一速い監督」という名のとおり、日本選手権に出場する実力で選手を牽引していますね。

今大会、第107回日本選手権にも出場されました。

そこで5000m決勝を振り返りながら、上野裕一郎選手の走りを振り返ります。

37歳、どんな戦いとなるでしょうか。

上野裕一郎　5000m決勝エントリーメンバー

このレースは、陸上ファンなら全員知っているくらい、すごい選手がそろいました。

テレビ的注目はMGCに出場が決まっているマラソン組、5000mがメインの選手、そして学生といった感じです。

外国人選手は、オープン参加なのでペースメーカー的な出場ですね。

氏名	所属	資格記録	自己ベスト
ベナード　コエチ	九電工	13:00.38	13:00.38
遠藤　日向	住友電工	13:10.69	13:10.69
伊藤　達彦	Honda	13:17.65	13:17.65
坂東　悠汰	富士通	13:21.94	13:18.49
佐藤　圭汰	駒澤大	13:22.91	13:22.91
吉岡　大翔	順天堂大	13:22.99	13:22.99
小林　歩	NTT西日本	13:23.41	13:23.41
塩尻　和也	富士通	13:26.03	13:16.53
吉居　駿恭	中央大	13:27.33	13:27.33
田村　和希	住友電工	13:27.56	13:27.56
鈴木　芽吹	駒澤大	13:28.25	13:27.83
鈴木　塁人	ＳＧＨ	13:29.21	13:29.21
石原　翔太郎	東海大	13:29.21	13:29.21
吉居　大和	中央大	13:29.35	13:25.87
浦野　雄平	富士通	13:29.37	13:29.37
クレオファス　カンディエ	三菱重工	13:30.07	13:26.62
荻久保　寛也	ひらまつ病院	13:30.13	13:30.13
松枝　博輝	富士通	13:30.15	13:24.29
大迫　傑	Nike	13:30.23	13:08.40
梶原　有高	コモディイイダ	13:30.56	13:30.56
清水　歓太	SUBARU	13:30.83	13:22.25
塩澤　稀夕	富士通	13:31.31	13:31.31
池田　耀平	Ｋａｏ	13:31.48	13:31.48
横田　玖磨	トヨタ自動車九州	13:31.60	13:31.60
上野　裕一郎	セントポールクラブ	13:32.36	13:21.49
森山　真伍	YKK	13:32.59	13:32.59
服部　大暉	トヨタ紡織	13:32.98	13:32.98
小袖　英人	Honda	13:33.07	13:23.94
西川　雄一朗	住友電工	13:33.45	13:33.45
佐藤　悠基	ＳＧＨ	13:33.61	13:13.60
田村　友佑	黒崎播磨	13:33.61	13:33.61
阿部　弘輝	住友電工	13:33.74	13:33.74

佐藤悠基選手は欠場です。

学生では、やはり駒澤大学佐藤圭汰選手、初の兄弟揃ってのレースとなる吉居大和・駿恭兄弟。

（田村和希・友佑兄弟も出場していますね）

マラソンでは大迫傑。

あとはオリンピックに出場したことのある選手、伊藤達彦選手・坂東悠汰選手、塩尻和也選手らがアナウンスで名が上がっていました。

日本選手権ですが、大きな大会（世界選手権やオリンピック）が近いので、実践を兼ねた練習として出場している選手が多いですね。

世界のスピードについていくために、1500、3000、5000mなどのレースに10000m、マラソンを見据えた選手が出場するのが見えてきます。

そう思ってみると、レース展開や順位で誰が何をねらっているのかわかります。

では、上野裕一郎選手は何を狙っているのでしょうか？

上野裕一郎　5000m決勝のレース展開

上野裕一郎選手のレースは、後方からだんだん中段へ上がっていきその後の調子で前の方へ絡むことが多いと思います。

スピードの上げ下げができるようです。

まずは外国人選手が先頭を引きますが、このときは後ろの方から上野裕一郎選手がするすると二番手辺りにあがって来ました。

すでにペースが遅いと思ったのでしょうか？

世界選手権参加標準記録からは遅れているのに気づいたのかと思います。

外国人選手の調子が悪いのか、上野裕一郎選手が先頭で引き始めて会場が沸きます！！

3000mで先頭から落ち始めました。

これは献身的なペース作りだったのでは？

レース後に

「何しに日本選手権に来たかを考えて。今、うちのチーム（立大男子駅伝チーム）に大切なものは積極性。無難に走るようにはできるようになってきたけれど、無難では戦えない。『監督が示しをつけるレースをしてくるね』と話をして。13分30秒を切って8番狙いだったけれど、ここで行かなきゃここに来た意味ないと」

と語っています！！　かっこいい！！

14分00秒20で25位という結果でしたが、先頭に立つことは簡単にはできないことです。

立教大学陸上部には、とても意義のあるレースでしたね。

上野裕一郎　5000m決勝動画とスタート前

こちらでは上野裕一郎選手の出場した5000m決勝のYouTube動画をリンクしています。

私はテレビでも録画していたのですが、とても気になるところが映し出されました。

大迫傑選手や三連覇を狙う遠藤日向選手が注目されている中、画像でぼんやりと映し出されたのが上野裕一郎選手。

なんと手のひらに文字を書いて飲み込んでいます！

人と言う文字なのでしょうか？　画数が多いような？？

こんなに場数を踏んだ選手もおまじない的なルーティーンをするのですね。

もちろん知っている方もたくさんいるかと思いますが、私は知らなかったので驚きです。

こちらの動画はノーカットなので、スタート前から見ることができます。

39秒あたりをみてください。

ぼんやりと左側に映る人に注目です！！

- YouTube

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