箱根駅伝シューズ事情 ナイキ一強からアシックスの逆襲がはじまる2022?

2021年の箱根駅伝では選手のシューズがナイキで溢れていました。
(2020年もそうでしたが)
ナイキ一強と思われる市場ですが、他のシューズもこのままではいられません。
ここではアシックスの新作に注目しています。
オリンピック開催や駅伝シーズンに先駆けて、シューズにも注目です。

箱根駅伝シューズ事情 箱根駅伝2021は、ナイキ圧勝、アシックスは?

2021年の箱根駅伝シューズ事情については、終了後にまとめてみたのですがほぼナイキのシューズでした。

予想通りといえば予想通りです。

さらにしっかり調べてはいませんが、予選会でも80%以上がナイキだと思います。

 

▼詳しくはこちらで書いていますのでぜひ読んでみて下さい▼

ナイキの一強からアシックスの逆襲がはじまる2022?

そんなナイキ一色の陸上長距離界に新しい風が吹き始めています。

選手が新しいシューズを履いていたり、メーカーがナイキに対抗する(?)商品を発売したりと色々なので、見ていきたいと思います。

アシックス新作、ピッチとストライド

asicsがピッチ走法とストライド走法それぞれに合わせたシューズを展開しています。

どちらかといえばナイキの厚底と言われるシューズは、ストライド走法に合ったシューズですね。

ピッチ走法の選手の新しい選択肢になりました。

METASPEED Sky(メタスピード スカイ)

ストライド走法選手のためのシューズ。

ストライドを伸ばし、より少ない歩数でゴールまで入れるように開発されました。

反発性を高め、ストライドを伸ばすFF BLAST TURBOとカーボンプレート、ソールの先のカーブなどが特徴。

METASPEED Sky(メタスピード スカイ)2021年3月31日発売

https://amzn.to/3tO4605

 

METASPEED Edge(メタスピード エッジ)

ピッチ走法のランナーのためのシューズ。

カーボンプレート内蔵。FF BLAST TURBOの厚みはおさえ、ソール先のカーブをゆるやかに。

スムーズにピッチをアップできるよう工夫されています。

2021年6月4日発売

 

どちらもasics独自の超高反発素材のFF BRASTターボとカーボンの組み合わせが売り

▼こちら発売前の動画

川内優輝 びわ湖毎日マラソン

最後の開催となった 2021年2月28日のびわ湖毎日マラソンは、鈴木健吾選手の日本新記録や好記録(サブ10が42人!)が続出でしたが、10位に入ったのは自己新記録更新の川内優輝選手。

川内優輝選手の足元は、メタスピードスカイのプロトタイプでした。

つまり、川内優輝選手が初の厚底シューズで過去最高の走りをしたということです。

1位から9位までの選手はすべてナイキのシューズでした。

川内優輝選手というasics一筋の選手が、新たな一歩を踏み出したきっかけになるシューズとなったのではないでしょうか。

札幌マラソンフェスティバル ハーフマラソンと10キロ

東京オリンピックテスト大会と併催された札幌マラソンフェスティバル。

ハーフマラソン優勝のキプコエチ選手(ケニア)が履いていたのはアシックスのメタスピードスカイ。

10kmに早稲田大学から出場した選手も全員、メタスピードスカイ着用。

10kmの部の1,2位は早稲田大学。

メタスピードスカイは2021年3月31日発売。

公式に使用できるようになるのは、一般発売してから4ヶ月後なのでオリンピックに間に合うタイミングということでしょうか。

これからの選手の成績、着用率がたのしみですね。

アシックス以外のシューズは?

New Balance、MIZUNO、adidas、Brooks、SKECHERSなどシューズメーカーはそれぞれの特徴を持って参戦しています。

私個人の感覚ですが、紐がついていても足に合う合わないがあると思うので、シューズのアッパーの幅や柔らかさ、足裏の感覚などすべての人にピッタリはないと思っています。

いろいろなシューズを履き比べるのは、選手ならしていると思いますのでそれぞれがいいと思ったシューズで練習の成果を出せたらいいですね。

 

日本では長距離界ではナイキが席巻していますが、実は海外ではそうでもなく、多種多様なシューズを選手が履いていたりします。

近いうちにまたそういう様子が日本でも見られるのではないかと思います。

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