2021年、大活躍をした不破聖衣来(ふわせいら)選手。
怪我が続き大きな大会に出場することもありませんが、現在はどうしているのでしょうか。
いつ復帰試合に出るのかも気になりますね。
不破聖衣来選手の近況を調べています。
2023年度の予定もありますので、最後まで読んでくださいね。
不破聖衣来 近況とレース情報(最新・2023年12月4日)
不破聖衣来選手、富士山女子駅伝にエントリーされるようです!
走るかどうかはわかりませんがメンバー入りしていること、また本人がコメントを出していることから期待されますね。
11月以降は「少しずつ走る練習も再開でき、練習が積めている」と順調に回復。
富士山女子駅伝での復帰視野に「多少長い距離の区間を走りたい」
ほかの選手や不破聖衣来選手の調子などもあり、確実ではないけれど走る準備は進んでいるようです。
本日文京キャンパスにて富士山女子駅伝の壮行会が行われました!
※授業の関係で欠席した者もいます。#拓殖大学女子陸上部 #たっぴー pic.twitter.com/Qeh0xydZw2
— 拓殖大学女子陸上部 (@takudai_ekiden) December 4, 2023
来年(2024年)2月に行われる10㎞ロードレースに出場予定があり、こちらでパリオリンピック10000m出場記録を目指すようです。
ロードレースはスペインで行われ、ロードでの参加標準記録は30分40秒。
試合勘を取り戻しながら走るなら、ロードのほうが厚底をはけることも有利かもしれません。
駅伝が得意な不破聖衣来選手なら、記録突破も期待できますね!!
不破聖衣来の近況は?
不破聖衣来選手、元気そうですが2023年駅伝は走るのでしょうか。
こんばんは🌙3年の門脇奈穂、片桐紫音、不破聖衣来です。
関東大学女子駅伝まであと5日となりました。
一人一人が力を発揮できるように、残りの期間も気を引き締めて頑張ります!拓殖大学の応援よろしくお願いいたします🙇♀️🍊#関東大学女子駅伝#拓殖大学女子陸上部 pic.twitter.com/ztT2XEfNh7
— 拓殖大学女子陸上部 (@takudai_ekiden) September 25, 2023
不破聖衣来選手は、拓殖大学に入学し2021年から2022年初めまで、あらゆる大会で活躍をしました。
駅伝はすべて区間新記録を出し、トラックでも敵なしでした。
▼不破聖衣来選手について詳しくはこちらから▼
ですが、2022年春から怪我が続き
世界選手権2022オレゴン大会の代表を決める試合にも出場することができませんでした。
超有力候補だったので、惜しむ声が多かったですが、まだ若いのでチャンスはありますし怪我をしっかり治すことが最優先です。
なにより不破聖衣来選手本人が一番悔しかったと思います。
不破聖衣来の近況 なぜ故障が続いたのか?
不破聖衣来選手の怪我が続いたことについて、本人は以下のように語っています。
「自分が走ったことのないような長い距離のレースが続いたのも、大きな原因だと思う。自分のそういう負荷、本当のダメージにちゃんと気付くことができないで、けがになってしまった。食事も、長い距離を走るにはまだまだ足りていなかったんだなと感じました」
高校から大学に入学すると、陸上部の練習強度はガラリと変わります。
練習でも長距離を走り込むことが増え、競争が激しくなるため無理をすることも増えてくるでしょう。
その中でも不破聖衣来選手は、強度の高い練習は避けていたといいます。
身体が出来上がる前に負荷がかかりすぎるのはよくないですし、何より細いので体力もこれからつけていくと計画していたのです。
それでも連戦(初の1万メートル、駅伝4レース)と練習で疲労があったのかもしれません。
不破聖衣来の怪我は?
不破聖衣来選手はどこを怪我したのでしょうか?
いろいろな情報を見ると、はじめは座骨に痛みがあったようです。
その後に右アキレス腱周囲炎がわかり、股関節周りも悪くなり血行障害もあったそうです。
筋肉が疲労しているところをさらに動かそうとすることで傷めてしまうとのこと。
でもランナーは疲れてから頑張るのが当たり前になっているはず。
一度走り出したら一番先にゴールを目指し、前の選手を追うものですよね。
そんな頑張りが怪我につながってしまったのは残念ですが、ここからまた頑張って欲しいです。
ジョギングもできなかった時期もあったけれど、治療に専念し、現在は回復しているようなので2022年の駅伝シーズンは元気な姿を見られると思います。
不破聖衣来の近況 復帰レースは?
沢山の方にご心配と温かい声援を頂き感謝しています!
無理のない練習を継続し少しずつ完全復活に向けて練習をしています!
秋にはまた皆さんに感動と衝撃を与える走りをお見せできるように頑張ります!
これからも温かいご声援よろしくお願いします!#拓殖大学女子陸上部 pic.twitter.com/xVjQNXyuRc— 拓殖大学女子陸上部 (@takudai_ekiden) June 30, 2022
2022年4月17日(陸上日本学生個人選手権)の5000mが2022年8月時点での不破聖衣来選手最後の公式試合だと思います。
このときは、3分30秒/kmのペースを走り切ることが目標で、そのペースを乱すことなく走りきりました。
結果は最下位でしたが目標は達成。
今後は2022年9月9日〜の日本学生対校選手権(日本インカレ)にエントリーしています。
連覇を狙う5000mと10000m。
秋季のレースから冬の駅伝シーズンに向けて、準備をしているようなのでこれからの活躍も楽しみです。
(今季は出場しないということを監督が言っていましたので消しています)
焦らずにいってほしいと思います。
不破聖衣来の復帰戦 日本インカレ10000m 優勝!
2022年9月9日 日本インカレ10000m 気温29度、湿度79%
約5ヶ月ぶりのレース、どのくらい走れるのか確認も含めた出場だと解説のお話が。
レース序盤は2番手、その後すぐに先頭で集団を引っ張ります。
5000mまで1周80秒のペース、5000m過ぎたところで7番目まで下がってしまいました。
78秒、ややペースが上がってきたところで先頭集団は6人、不破聖衣来選手が6番に。
ここは様子を見てラストスパートを狙っているのか????
(と、レースを観戦しつつドキドキ、わくわく)
あ、先頭まで上がった!
残り3000m、先頭に上がると先頭集団がバラけてきた。
1周(400m)77秒? 後続が離れ始め、どんどん離していく。
あと4周で2番めの選手を置いていき2、30m離れてきた!
不破聖衣来選手の足取りは軽く、スピードをキープして独走体制へ。
最後はさらにスピードをあげて、32分55秒30!!で優勝。
復帰戦とは思えない走力ですね!おめでとうございます。
最終日の5000mにも期待せずにはいられませんが、様子をみて出場だと思います。
↑ 欠場するそうです。Twitterより↓
【日本インカレ】
10000m決勝
氏名:不破聖衣来②
記録:32分55秒31
順位:優勝この8ヶ月間苦しみに耐え大きな復活の第一歩を踏み出す事が出来ました。
応援ありがとうございました📣
5000mは欠場します!#拓殖大学女子陸上部 #日本インカレ pic.twitter.com/B0IBshakzb
— 拓殖大学女子陸上部 (@takudai_ekiden) September 9, 2022
不破聖衣来選手の優勝インタビュー
大会に出られることが嬉しい。ここに戻ってこれてよかった。レースの流れで前にでて逃げ切れたのは自身になった。
まだ4割くらいの仕上がりだったけど楽しい気持ちがでてきて結果に結びついたと思う。
思うように走れないときに温かい応援をいただき感謝しています。
駅伝シーズンにはまた恩返しできる走りをしていきたいです。
仕上がりは4割?
10割になったらどうなっちゃうの?
ますます楽しみです、駅伝シーズンまで無理なく仕上げていってほしいです。
走ることが楽しいと言っているインタビューに感動しました!
不破聖衣来の近況 川口マラソンにゲストランナーで出場
不破聖衣来選手は、2022年の川口マラソンにゲストランナーとして出場します。
ハーフマラソン、走るんですね?
記録を狙うわけではないと思いますが、楽しみです。
と思っていましたが、出場はせずゲストとして挨拶だけの参加です。
川口マラソンでハーフ。11月の月間走行距離60kmだけど、流石に90分は切れるだろうとちんたら走ってたら、意外と暑くてギリギリ切れなかった。。。ゲストランナーの拓大の不破聖衣来は10km出走予定が、来週のレースに備えて棄権。スタート時の挨拶だけしてた。 pic.twitter.com/ebkdweGgAV
— blackmore (@sdnfv) December 4, 2022
不破聖衣来 ファンサについて拓殖大学からのお願い
不破聖衣来選手は、人気のある選手ですが一人の学生。
試合では競技に集中したり、他の選手を応援に行かせてあげてください。
という、拓殖大学陸上部からのお願いです。
ご理解の程よろしくお願いします!#拓殖大学女子陸上部 pic.twitter.com/DgFj9b2IKm
— 拓殖大学女子陸上部 (@takudai_ekiden) September 11, 2022
不破聖衣来の2023年度の展望
不破聖衣来選手の2023年度の最大目標は、8月のブタペスト世界選手権。
そこで10000mへの出場を目指しています。
そのために選考レースとして選んだのが、まずは「ゴールデンゲームズinのべおか」(2023年5月4日)
また、ロードの記録も選考対象となったため、海外レースでの出場タイム切りも目指しています。
10kmロードレースの記録だと30分40秒、これなら不破聖衣来選手がタイムを出すことができそうですね。
五十嵐利治監督は
「ロードの方が追い風や厚底靴などの推進力を得られますし。1年の全日本で9.2kmを28分フラットで走ったので、そのペースで10km換算すると30分25秒です。標準記録を切れる可能性が高いんじゃないかなと思いますね」
といっていますが、そのとおりで期待してしまいますね。
厚底シューズで足の力を残しながら走るのは、スパイクで走るのとは違います。
こういう考え方もできるようになったのは選手にとって追い風なので、チャンスとして生かしていってもらえると思います。
現在、怪我をしているから走らないのではなくあくまでも準備段階だということ。
私達ファンは、騒がずあわてず応援していきたいものですね。
不破聖衣来が目指すのはオリンピック
不破聖衣来選手が大学に入ることを決めたのは、2024年のパリオリンピックでメダルを目指すためです。
そしていつかマラソンでもメダルを穫るために現在も走っているはずです。
(その後、2028年のロサンゼルスオリンピックでマラソンを走ることが目標と言っていました)
しっかりした目標も計画もありますが、ちょっとだけ不破聖衣来選手の走りがすごくて、成長も早くて身体がびっくりしてしまったのかもしれません。
今度私達の前で走る不破聖衣来選手は、たくましく成長しているでしょう。
楽しみは多いほうがいい、まだ若い選手だから待つことも楽しい。
不破聖衣来選手をこれからも応援していきましょう。